鹿児島や沖縄のお土産に黒砂糖をもらうことがありませんか?
砂糖は本来は黒砂糖の状態で使われていました。ところが、昭和34年頃から白砂糖の消費量が急激に伸びていきました。
砂糖はほとんどがサトウキビから作られます。黒砂糖はミネラルを豊富に含んでいます。黒砂糖も白砂糖も炭水化物ですので、食べると体内でエネルギーをなっていきます。黒砂糖はエネルギーになる時に、黒砂糖の中にあるミネラルでエネルギーになり、エネルギーを作った後に出てきた老廃物も黒砂糖に含まれているミネラルで老廃物を体外に排泄します。(一物全体)
一方、白砂糖は黒砂糖から精製される時点でミネラルをごっそり失ってしまっています。砂糖を含む炭水化物がエネルギーになる時にはカルシウムとビタミンB1を使ってエネルギーになっていきますが、白砂糖には一切栄養分が残っていませんので、三食のおかずで摂った栄養分を使ってエネルギーになります。またエネルギーを作った後に出てきた老廃物を出す時も三食のおかずで摂った栄養分を使います。
白砂糖がどこに使われているかをみると・・・。
分かり易いのは食パンです。日本人はご飯食からパン食に変わってきました。多くの人が朝ご飯に食パンを食べています。袋の裏の原材料を見てみましょう。小麦粉の次に多くの白砂糖が使われています。家でケーキを作った事がある人は、相当な白砂糖を入れた経験があるのではないでしょうか。ジュースや缶コーヒー、アイスクリームやお菓子やスイーツの中にも驚くほどの白砂糖が入っており、栄養の浪費につながっています。この機会にいろんな食品のパッケージに書かれている原材料を見る習慣をつけてみるのも良いかもしれません。
白砂糖は作る物の色に影響しない、黒砂糖のように味にクセが無いなど、とても扱いやすい物になっていますので、日本の経済が発展するのと並行して白砂糖の消費量が増えてきました。
食事をして摂取した栄養分は、生まれ変わる細胞やホルモンや酵素の材料となり、老廃物を出していくのに使われなければなりません。ところがいくら栄養価に富んだ食事をしても、白砂糖を摂れば摂るほど、身体の中から栄養分が失われていきます。
昭和34年以降、生活習慣病の増えるグラフのラインと、白砂糖の消費量の増加するラインとがほとんど同じカーブを描いているとも言われています。
私はこの昭和の時代に、パンやお菓子やジュースを販売する個人商店の娘として過ごしてきましたから、成長期に自分の身体でまさにこの白砂糖の弊害を体験した訳です。
その私でさえ感じるのは、今の時代はあの頃より更に、身体にとって弊害になる物を食べてしまっているのは間違いありません。